• 2024年7月18日

開智中学・高等学校インタビュー特集

開智中学校

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注目ポイント!

未来を切り拓く、探究と挑戦の場

「外へ、未来へ」を掲げる校長先生の言葉があるように、今はフィールドワーク以外でも積極的に外に出ていく積極的な生徒が増えてきました。

創立当時から続く探究は生徒全員が取り組み、発表する場が設けられています。探究やフィールドワークを通して、物事を深く考えられる思考が身に付きます。

先生・学校・生徒・卒業生インタビュー

開智中学校瀬賀先生

~「唐揚げはなぜ鶏肉なの?」28年続く探究から出た答えとは!?~

本日は開智中学校の瀬賀先生にインタビューをしたいと思います!よろしくお願いします!

瀬賀先生よろしくお願いします。

瀬賀先生は開智中学校ではどういったお仕事をしているんですか?

瀬賀先生教頭補佐になります。今は中学2年生の学年にも入っていて、国語の授業を受け持っています。

国語なんですね!通りで言葉遣いが綺麗だと思いました!先生は、開智中学校に赴任して長いんですか?

瀬賀先生はい。開智中学校の創立当初から。元々、埼玉第一高等学校で10年勤めて、開智に中高一貫校を作った時からなので、最初からいますね。開智一貫部ができて、もう28年経ちます。

28年となると、昔と現在の時代の変化も感じておられるのではないでしょうか?

瀬賀先生生徒数が昔とは違いますね。当初は4クラスからスタートしたので1学年が140人くらいでしたが、今は280人くらいです。

1学年280人!?

瀬賀先生えぇ。ですが、向かいに小学1年生から中学2年生までを過ごしている総合部があり、中学3年生から合流します。そうすると1学年が360人になりますので、全校生徒は2000人弱くらい。

すごく大きい学校ですね!

瀬賀先生そうですね、昔は全体でも1000人いないくらいでしたから。

それだけの人数がいると先生たちも授業の管理や進行など大変なのではないですか?

瀬賀先生今はデジタルの時代ですから、生徒一人ひとりがタブレットを持っているんですよ。開智ではICTはコロナの前から少しずつ始まっていたので、コロナ禍でも困りませんでした!

それは安心感がありますね!あの頃は国中で「ITを導入しなければ!」と騒がれていましたから。

瀬賀先生そこで一気に変わりましたね。昔はLINEやSNSというのはなかったですから。校内では低学年のスマートフォンは登校すると預かるのですが、iPadを使用して授業をしています。6年間がっつり使いますが、導入しているアプリによっては非常に使い勝手がいいんです。

ICT教育が進んでしまうと、座っている授業が多くなるのかなという印象ですが。

瀬賀先生開智はそれだけにはならず、グループワークが多い学校です。生徒同士が話し合って何かを導き出すということはいろんな教科で取り組んでいます。

グループワークの授業ですか?

瀬賀先生そうです。【哲学対話】という授業がありまして、先日も新聞に記事として取り上げられました(2024年6月現在)。

新聞に取り上げられた、哲学対話とは一体どんな授業なんですか?

瀬賀先生答えのない問題をみんなで考える授業です。しかも誰が発言しても否定は絶対にしない。

否定は厳禁なんですね!?

瀬賀先生そうです。生徒と先生も含め、みんなで円陣を組んで答えのない問題を考えて意見を言い合うんです。

どんなお題があるんですか?

瀬賀先生例えば、ちょっと厳しいものだと、「出産前の診断は是か非か」とか。低学年(中学1年〜2年生)は「幽霊はいるか?」とか。

幅広いですね。

瀬賀先生重いお題になると、「いじめは何で起きるのか?」とか。或いは、「テストは必要か?」とか、何でもありです。

そのお題は先生たちが生徒に提示するものなんですか?

瀬賀先生いいえ。生徒自身が考えて、「今日はこういう課題でやりたい」というのを出し合い、決を採って、そこから決めます。「じゃあ今日は、【あの世はあるか】で行こうか」みたいな。

私は答えのないことを考えると黙りこんでしまうタイプなので、すごく興味がある授業ですね!

瀬賀先生答えのない問題をあれこれ考えて、友達と意見を交わし合っていく。でも、その意見を誰も否定しない。「そういう考え方もあるんだ!」と学べる授業は、すごく開智らしいのではないかと思います。

哲学対話はどのくらいの頻度でやるんですか?

瀬賀先生道徳の授業と隔週でおこなっていますね。教室の中は安全が確保されているので、生徒は誰が何を言っても他に持ち越さないのもいいところです。「あの時、あんなこと言っていた」とか、そういうのはないです。

それがとても素敵な部分だと感じます!

瀬賀先生そうでしょう。通常の授業では間違えるのは恥ずかしい。

私はそれが苦手で発言できないタイプでした。

瀬賀先生でも安全性があるためか、人と違う意見だったり、間違ったりするのが恥ずかしい時期でも、「これどう思う?」という意見が飛び交う。その辺が昔と変わってきているところかなと思います。

哲学対話はいつ頃から始まったんですか?

瀬賀先生2012年度からなので、もう12年になりますね。

干支が一回りしましたね。

瀬賀先生そうですね。でもこの授業を受けて、学校を卒業して、社会に出て行くとなったら、自分の意見をしっかりと言える経験を積むことがとても良いことだとわかっているので続けています。

聞けば聞くほど魅力的な授業ですね!他に御校で特徴的な授業などはありますか?

瀬賀先生そうですね。それ以外には、開智では探究を創立当初からやっています。

28年前から!?

瀬賀先生そうです。28年前から探究については調べ学習ではなく、まず疑問を持つこと。そして、その疑問を持ったことに対してすぐに「調べない」。まずは一旦考えて「仮説を立てる」。そこから色々と活動していきます。

生徒さんたちは一体どのような活動を・・・?

瀬賀先生そうですね。私達も始めは「難しく考えなくていいよ」と言うんです。例えば、「なんで唐揚げって鶏肉なの?」みたいな。

たしかに、何で唐揚げは鶏肉なの?そういうものだと思って考えたことなかったです!

瀬賀先生そうでしょう!これを生徒たちが調べて、実験したんです。結局は答えに辿りつけなくて大学の先生に電話しちゃったみたいなのですが。

でも調べ尽くして解決しなかったから、専門に聞くというのは間違いじゃないと思いますね。それで、大学の先生はなんておっしゃってたんですか?

瀬賀先生答えは言わずに、「温度を調べてみなさい」とアドバイスをもらったみたいですね。

答えを言わないのがいいですね!ヒントだけを与えてくれるという!

瀬賀先生さすがですよね。それで温度を調べたら鶏肉が硬くなる温度が一番低いらしいんですよ。だから冷めても柔らかい!

だから唐揚げは鶏肉なんですね!

瀬賀先生でもそんなの知らないじゃないですか。だからその生徒は「1回牛肉でやりたい!」と親御さんにお願いしたこともあったそうですよ。あとは水分量なんじゃないかって水につけたりして…。

危ない!危ない!油で揚げるのに!

瀬賀先生もう色々やったみたいですよ、水分だったり、繊維だったり。

様々な方向から調べているんですね!

瀬賀先生この探究が将来に繋がる子もいれば、そうじゃない子もいますが、卒業生からよく聞く言葉としては、大学に行った時にプレゼンが全く苦じゃないとは言ってくれますね。

すごく大事ですね!

瀬賀先生開智では生徒全員がプレゼンをする機会が年に2回以上あります。上手な子、やりたい子だけじゃなくて、自分が調べたり、疑問に思ったりしたことをまとめてみんなに発表する機会を設けています。

全員がプレゼンをするんですね。発表会みたいな感じなんでしょうか?

瀬賀先生そうです!探究発表会が中学1年生から高校1年生まであります。高校2年生からは任意になるのですが、高校2年生、3年生になっても続けている子もいるのですよ。

継続は力なりとはこのことですね!

瀬賀先生28年前は、まさかそれが大学入試に直結するようになるなんて私たちも思ってなかったので、時代は変わったなと思いますね。卒業して就職した子たちも、「この経験は大事なことだった」といってくれますね。

とても素敵なお話を聞けました。この長く続けている、「哲学対話」と「探究」が御校の魅力であり、強みでもあるんですね!

開智中学のことについてもう少し詳しく教えてください!!

ここまで、開智中学の注目ポイントをお伺いしてきましたが、もう少し開智中学の詳しい部分を聞いていきたいと思います!

瀬賀先生はい。よろしくお願いします。

どのような生徒さんが開智中学には合っている?

そもそものお話になってしまうのですが、どのような生徒さんが開智中にはあっているんでしょうか?

瀬賀先生そうですね。いろんなタイプの子が、いろんな切り口で考え、生き生き活動しています。

このインタビュー中も、すごく元気な声が校内に響いていて、熱気が伝わってきます!

瀬賀先生強いて言えば、ですが。進路でも活動でも、「自分でやってみたいな」という気持ちを持っている子や、「今引っ込み思案なのだけど、こんな風にやれたらいいな」と思っている子には合うと思います。

好奇心がある子や、それに憧れがある子とかですね。

瀬賀先生だから、「勉強をとにかく教えてくれて、それを丸のみしたい」という子ですと、ちょっと違うかなと。全部与えてくれますよ、という学校ではないので。

課題を散りばめて自分で掴みに行かせるという開智のスタイルが垣間見えた気がします。

瀬賀先生開智は合格したら入学前に4つのコース(ITコース、MDコース、FDコース、GBコース)を自分で決めるんです。ですから、親に言われるのではなく、自分で決めて入ってくる子は多いと思います。

小学生が自分でコースを決めて入るっていうのは難しいと思うんですが・・・

瀬賀先生でも、最近その辺も変わってきましたね。よく保護者から「うちの子、自分で開智にするって決めたんですよ」とおっしゃる方も増えてきました。

偉いですね!

瀬賀先生だからやっぱり小学校4年生、5年生の時にできればいろんな学校説明会に行って欲しいですね。「開智だけじゃないですよ」って。他にもいろんな学校があるからみてくださいってお勧めしています。

他の学校も比較できるようにお伝えしているんですね。

瀬賀先生そうです。その中で、「この学校に行きたい!」と思ったら、それはその子のモチベーションになりますし、出会いにもなりますので。

モチベーションを保つのは大変なことですから、目標を持てることはいいことですよね。

瀬賀先生受け身な子でも「こういう風になりたいな」という気持ちがある子でしたら開智に向いていると思います!

受験は団体競技!学習面のサポートについて

ありがとうございます!では、次の質問です。学習面のサポートについてはどんな取り組みをしていますか?

瀬賀先生開智はやはり、探究型学習がメインになります。そのため、グループワークが自然な形で身に付いていきますね。

先ほどの注目ポイントでお話いただいた部分ですね!

瀬賀先生そうです。それ以外には数学と英語で習熟度をおこなっていますので、苦手だなと思う子には少人数で弱いところをしっかりとフォローできるようにしています。あとは小テストやウィクリーテストなどがあり、補習も行っています。

補習と聞くとなんだか構えてしまいます・・・

瀬賀先生だから、自分から補習に来たように声掛けすることはありますよ。「わかんないところがあったら来てもいいんだよ」とか。

すごくいい声掛けですね!「あ。わかんないから行こうかな」って気分になります!

瀬賀先生そうでしょう。「何点以下だから補習に来なさい!」よりかは、「わかっていないところがあると思う子は来てもいいよ。何点以下くらいかな」なんて言って。

私が生徒なら、「何点以下だった。行かないと」ってなりますね。

瀬賀先生あとそれ以外には、卒業生のみんなから「どうして宣伝しないの?」と言われることがあって。開智では高校2年生の10月から【特別講座】を無料で行っています。

特別講座を無料で!?

瀬賀先生16時から19時までの3時間ですが、担当している先生が講座を開いて、大学の講座みたいに自分で教科を選択するんです。学校としては強制ではないですが、90%以上の生徒が利用しています。

ほぼすべての生徒さんが受けているんですね。

瀬賀先生そうなんです。講座を受けた生徒たちの話を聞いてみると、「友達と一緒に受験勉強して楽しかった」と言ってくれるんですよ。うちの発想としては「受験は団体競技」と言っていまして。

受験は団体競技!?

瀬賀先生そう。私も担任していたときは、みんな風邪ひかないように、うがい・手洗いをお互いに声を掛け合ってるんですよね。4月からも遅刻は0でしたし、10月上旬頃まで欠席も0でした。

声掛けの成果が出ていますね!

瀬賀先生10月の半ばに風邪を引いた子が3日間休んだら、みんなに謝っていたのですよ。「みんなごめん!みんなにうつしていないといいけど…」って。

胸にぐっと来るものがありますね。私が体育会系だからかな?

瀬賀先生受験は外にたくさん戦う相手がいるので、せめて開智の中はお互い高めあってほしい。だから団体競技だと思っています。

凄く熱く伝わるものがあります!

休みは元旦のみ!自習室の体制について

みんなで高めあいながら受験に向かうということですが、それ以外の自習室の体制などはいかがですか?

瀬賀先生低学年は固定した自習室がないのですが、教室で残って自習する生徒がいます。こちらの生徒は5時半まで自習可能時間となります。

中学1~2年生の生徒さんは教室以外でも自習はできるんでしょうか?

瀬賀先生もちろん。教室以外ですと【学校の吹き抜け(1階~5階までの吹き抜けの大空間)】で自習ができて、おしゃべりしながら勉強ができるので凄い賑やかなんですよ。

その吹き抜けがこの近くにありますけど、賑やかな声が聞こえてきます!元気があっていいですね!中学3年生~高校3年生まではどこで自習をするんですか?

瀬賀先生高学年になると自習室があり、これは年中無休です。特に6年生は午前7時半~午後8時50分までいられます。自習室のお休みは元旦のみとなります。

元旦のみなんですか?

瀬賀先生工事だったり、お掃除だったりして、半日「ごめんね」というときはありますけど、そういう時は教室だったり、大会議室を開放して使ってもらっています。だからがっつり自習室が閉まっている日はないです。

自習できる場所が必ず確保されているんですね。

瀬賀先生夏休み、冬休みのような長期のお休みには、自習室のほかに教室も開放しています。教員が交代で来ているので、子供たちだけっていうのはあまりないですね。だから子供たちも安心して勉強ができると思っています。

カウンセリングのサポートについて

そんな安心な環境で勉強ができるとお伺いできましたが、授業や学校生活で悩む生徒さんも出てきてしまうのではないかなと思います。

瀬賀先生そうですね。それはどの学校でもあるかと思います。

そんな悩みを抱えた生徒さんへのカウンセリングのサポート体制は、御校ではどのようになっているのでしょうか?

瀬賀先生そうですね。カウンセラーは担任や担当の先生に繋いでもらうのですが、週に2日、2名のカウンセラーがいます。

担任の先生も生徒さんに細かく気を配っているんですね!

瀬賀先生それ以外には相談室前にポストがあって、生徒自身が「こういうことで悩んでます」と書いて投函すると、こっそり日程を打ち合わせして、昼休みに相談したりできます。

そんな素敵なシステムがあるんですね!

瀬賀先生あとはカウンセラーとは別で、教員の相談チームもありますね。ちょっと悩んでいる生徒とかを対象にしているチームになります。何かあればすぐに動けるように体制を整えています。

学校の中で連携が取れていていいですね!

瀬賀先生学期に1回以上は二者面談がありますので、子供達の声を聞ける状態にはあるかなと思います。

この取り組みは生徒も保護者も安心なんじゃないかなと思います。

瀬賀先生そうだといいですね。うちは保護者とも、いつでも連絡が取れるようにアプリを使用しています。そういう点では生徒だけでなくご家庭からも相談をいただけるようになっています。

保護者向けのアプリは全てそこで完結できちゃうんですか?

瀬賀先生いいえ。アプリでの管理をしていますが、基本的には電話が多いですね。やはりお声を聞いた方がわかりやすいので。ちょっと時代遅れかもしれませんけど・・・

そんなことないですよ!現場の声を聞けるのは心強いと思います!

瀬賀先生まぁ、お忙しい時間にかけることが多いので、なるべく長くならないように。でも、みなさん熱心なので、悩みもおありだと思うんです。それを聞く体制はありますね。

生徒だけでなく、ご家庭のサポートも充実しているんですね。

探究に繋がる考えさせる問題。開智中学合格に向けての準備は?

ここまで開智のサポート体制についてお話を聞いてきました。ここからは中学受験の入試についてもお伺いしていきたいと思います。開智中合格に向けて、受験生はどのような準備をすればいいでしょうか?

瀬賀先生試験問題は基礎を問う問題から、ちょっと考えさせる問題をバランスよく出しています。でもどの回も勉強したことが反映されるように作問しています。

受験回数というのは全部で何回に分けられているんでしょうか?

瀬賀先生年によって多少違いますが、5回です。大体、2学期には詳細をお示しできると思いますので、その情報はぜひ持っていてほしいですね。

問題については開智オリジナルの問題などが多いのでしょうか?

瀬賀先生特色を出したいと思っているのはやはり考えさせる問題の方になりますね。でも、その問題を楽しく解けちゃうとすごくいいかなって思いますね。

なるほど。

瀬賀先生お子さんによっては、「この問題、解きながらすごく楽しかった!」という子もいますので。その辺は作問する先生方も心がけている部分じゃないかなと思うんですよね。

「楽しかった!」と言って解いてくれるのはなかなか聞かないですよね。

瀬賀先生なんとなくできたという声はよく聞くのですが、「どうしてこうなるんだろう?」とか、好奇心を掻き立てられる受験生もいるようです。

そこが入学してからの探究の授業につながって行くのかなと感じました。自分で考えて結論を出すというところが、入試の時から始まっているのですね。

瀬賀先生あと、12月に“入試問題説明会”という動画を配信します。その動画の中で担当者が今年の試験のポイントをはっきりと申し上げるので、それをご覧いただくと少し心強くなるのではないでしょうか。

動画で教えてもらえるのは他の学校ではない取り組みではないですか?

瀬賀先生今は少し増えてきているかもしれませんね。この入試問題説明会の動画は予約制で、期間限定の配信となりますので、そこはちょっと注意していただけるといいと思います。

ありがとうございます。今のお話は受験生に向けてのお話が強かったかなと思いますが、保護者はどんな準備をすればいいでしょうか?

瀬賀先生お子様を認めてあげることも大事じゃないかなと思います。

認めてあげる、ですか。

瀬賀先生はい。アドバイスで「こうしなさい」とか「こうでしょう?」と言ってしまうと、なかなかお子様の心に響きづらい場合があると思います。それよりも、「こんなこともできるようになったの?」とか「大変だよね」というような声掛けで、“認めて”あげてください。

すごくいいことを聞けました!

瀬賀先生認めるって結構大変ですよね。「そうかこんなに成長したんだ!」というのをお子さんに伝えると、お子さん自身も「あれ?」と気づくことがありますので、ぜひお勧めします。

受験生へのメッセージ

最後に、受験生へのメッセージをお願いします。

瀬賀先生開智中学校には様々な活動があり、機会があり、可能性があります。仲間と高め合いながら探究にもぜひ挑戦してほしいので、頑張ってください。

学校紹介動画

学校の特色

授業

自分で決める4つのコース

自身が決めた4つのコースから専門知識を身に着け、探究やフィールドワークを通じて多方面から物事を考えられる主体性を育みます。

自分で決める4つのコース

進路指導

トータルコーディネートを目指す進路指導

1年

己を見つめる
将来に対する夢や希望をもとに「自分史」を作成します。また、卒業生を招いた雑談会など、コースごとに行われる様々なイベントを通じてこれからのキヤリア像を考えていきます。

2年

学問と社会のつながりを探る
哲学対話や道徳の時間と連携しつつ、「学び」について考えていきます。また、卒業生などとの対話を踏まえプロフェッショナルについての思考を深め、大学進学への意識・意欲に繋げます。

3年

革新者に迫り職業を知る
自身が革新者になるために、プロからこれまでの経験談を聞き、2年次以上に実感の伴う職業観を育みます。また4年次に行う文理医選択に備え、自分はどの道に進むべきか熟考する時間を設けます。

部活動

生徒が自主的に活動する部活動

瀬賀先生運動部・20部、文化部・13部、同好会と様々な部活がある開智中学の部活動。ディベート部や陸上部など、専門知識のある顧問がいる部活もありますが、生徒が主体で行う部活は先生の方がサポートに入るのが特徴です。
部活動は週4回を越えなければ兼部も可能です。春フェスと冬フェスでは文化部の発表会があり、多くの人に活動を発表できる場も用意されています!
ちなみに私はお城サミットっていう有志団体の活動に参加しています。

~ インタビューを終えて ~

インタビュー開始時から柔らかい雰囲気と細かい心配りに、私の緊張は一瞬にして解れてしまいました。創立当初から開智中学校を知る瀬賀先生だからこそ、昔から変わらない伝統を重んじ、尚且つ、新しい風も積極的に入れていく熱い思いを感じました。生徒の自主性を大切にする学校だからこそ、これからも第一線で活躍する人材が多く生まれていくという明るい未来が見えました。

行事

どんな子でも必ず輝ける出会いがある!

第二十七回開智発表会

学校行事は体育祭、開智発表会をはじめ、仲間と共に創り上げる行事がたくさんあります。自主性を重んじる開智だからこそ、自分の「やりたい!」が見つけられます。

合格実績

https://ikkanbu.kaichigakuen.ed.jp/career/results/

基本情報

住所〒174-8711 東京都板橋区東新町2-28-1
電話番号03-3956-3157(代表)
FAX03-3956-9779
公式HPhttps://ikkanbu.kaichigakuen.ed.jp/

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東武アーバンパークライン:北口より徒歩15

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