神奈川学園中学校

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神奈川学園中学校の特徴

神奈川学園中学校は、神奈川県横浜市に位置する女子校で、1914年に創立されました。創立以来、「自立した女性」の育成を教育理念に掲げています。この理念を現代的に解釈した「21世紀教育プラン」を推進し、情報教育や国際的な視野を広げる取り組みを通じて、生徒が生きる目標や夢を見出し、「生きる力」の伸長を図っています。

週6日制・週35時間のカリキュラムの下、無理のない先取り学習を展開しています。アクティブ・ラーニングを通じて思考力、協働力、問題解決力を磨き、将来を見据えた実践応用力を育成しています。英語教育では、「ラウンドシステム」を取り入れたオリジナルカリキュラムで、スピーキングやライティングの力を強化しています。英会話の授業は中学1年からクラスを3分割した少人数制で行い、数学は中学2年から習熟度別授業を実施しています。資格取得も奨励しており、中学卒業までに英検準2級、数検3級の取得を目指しています。

部活動は入部希望制であり、「平日は少なくとも2日間は休み、土日もどちらかは休む」のが原則です。参加率は中学生が約85%、高校生が約65%です。文化系ではESS、演劇、華道、軽音楽、食物、書道、コーラス、茶道、吹奏楽、筝曲、手芸、写真、フォークギター、文芸、理化、生物、美術、社会科、漫画研究などがあり、体育系では新体操、水泳、ソフトテニス、器械体操、卓球、バトントワリング、バレーボール、バスケットボール、陸上競技、バドミントン、ダンスなど、多彩な活動が展開されています。

生徒一人ひとりの希望を最大限にバックアップする進路指導を行っています。進路懇談会や個別面談、補習などを通じて、個々の進路実現を支えています。また、20時まで利用可能な放課後学習支援室を整備し、集団的な進路サポート体制を強化しています。学園内には、最新の教育設備が整っており、生徒の学習環境をサポートするための施設が充実しています。

学校行事としては、クラスごとの研究発表が中心の文化祭、球技大会、中学音楽会が三大行事とされています。中学2年生では「小網代研修」や英語だけで生活する国内語学研修が実施されています。高等学校1年生の海外研修では、イギリス、イタリア、ニュージーランドなどから各自が選択できます。また、中学3年生・高等学校1年生の希望者を対象に、イギリスでの語学研修も実施されています。

2023年度卒業生(2024年3月卒業)は、GMARCH以上(国公立・早慶上理含む)の合格者が前年の1.5倍以上にあたる141名となりました。特に、全体の3割以上が理系学部に進学しており、女子の理系進学においても顕著な実績を示しています。

このように、神奈川学園中学校は、伝統と先進性を融合させた教育環境の中で、生徒一人ひとりの個性と才能を尊重し、社会で活躍できる女性の育成に努めています。

基本情報

住所〒221-0844 神奈川県横浜市神奈川区沢渡18
電話番号045-311-2961
FAX
公式HPhttps://www.kanagawa-kgs.ac.jp/

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