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「学校でしかできない体験を!」星野学園独自の情操教育
星野学園が掲げる3つの柱(知を築く、世界につながる、心を動かす)。これを軸に勉強はもちろん、社会に出て活躍できる人材の育成を目指しています。
それだけでなく、学校だからできる体験をたくさん経験させたいというのが、星野学園独自の情操教育の特徴です。部活動を通して人との繋がりを作り、芸術鑑賞では一流の物に触れ豊かな感受性を養います。
インタビュー
星野学園中学の応援団長を務めた生徒さんにインタビューしました!
~応援団ってそもそも何?~
本日は、星野学園中学校のインタビューに来ています!今回お話を伺うのは、今年体育祭で応援団長を務めたSくんとHくんです!
Sくんよろしくお願いします!
Hくんよろしくお願いします!
元気がいいですね!緊張とかしてないですか?
Hくん少し・・・
緊張するよね。大丈夫!私も緊張してるので…。
Sくんあはは!
それでは、さっそく応援団のことを聞いていきたいと思います。応援団ってそもそも何?というところから聞かせてもらえますか?
Sくんじゃあ、僕から話しますね。
お願いします!
Sくんみんなで踊ったり、声を出したりして、みんなの士気を上げていくものです。
それは体育祭だけですか?それとも部活の応援とかも一緒に行ったりするんですか?
Sくん体育祭の中だけになります。僕は紅組だったんですけど、その紅組の士気を上げたりしてました。
なるほど。体育祭の応援団ということなんですね!じゃあ、Hくんは白組?
Hくんそうです。
~応援団長に立候補した理由は?~
今回、その応援団長に立候補した理由を聞かせてもらえますか?
Hくん僕は兄がこの学校出身で、体育祭で応援団長をやっていたんです。そこで声を出してみんなの士気を上げている姿にめっちゃ憧れて。だから応援団長に立候補しました。
いいですね…。お兄さんもこの学校出身なんですね。
Hくんそうですね。
お兄さんと比べて、自分の応援団長としての成果はどうでしたか?「お兄さんを超えられた!」などはありますか?
Hくん自分的には超えられたのかなと思っています!
それはぜひお兄さんに伝えたいですね!Sくんはどうですか?
Sくん僕は、去年は普通の応援団員だったんです。その時の団長さんが凄いかっこよくて!声とかも凄い出てて!それを見てかっこいいなって思って!
うんうん。
Sくんそれで「来年は僕も同じようにやりたいな」と思ったので、立候補しました!
二人に共通していることは、憧れの先輩、お兄さんも学校としては先輩ですしね。そういう憧れの人がいて、その人みたいになりたいと思って立候補したんですね!
Hくんそうですね!
いいね。そういうの心にグッときます!
~応援団長で具体的にどのようなことを行ってきたの?~
心にグッとくる話を聞けたところで、次の質問です!
Sくんはい。
応援団長になって、体育祭までに具体的にどんなことを行ってきたんでしょうか?
Hくんそうですね。演舞とかダンスとかを、他の応援団員と一緒に決めて1から作るんです。演舞は他校のものを参考にしながらオリジナルでつくりました。
1から作るんですね。
Hくんダンス曲は「青春アミーゴ」にしたんですが、1から作るので【達成感】を得られました。
一緒に作る団員は何人くらいいるんですか?
Hくん15人~20人くらいです。
15人~20人!?それを束ねて、先頭に立って踊る?
Hくんはい。
これは、凄く見てみたいですね!映像がないのが残念です…。でも、なぜダンス曲を「青春アミーゴ」にしたんですか?
Hくん審査するのが先生たちなので。今の先生たちの代って、「青春アミーゴ」が流行ってた時期なのかなと。先生たちに伝わるようにしたなと思いました。
審査があるんですね!ちょっと思ったのが、私も先生たちと世代が同じくらい…。
Sくんおぉ!そうなんですね!
同じ世代と言いながら、上だったらどうしよう(笑)。でも、その世代に刺さるように選曲されたんですね。
Hくんそうです。
面白い視点だなと思っていまして。自分たちの世代でよく聞かれる曲とか、最近の流行りの曲とかではなく、ちゃんと審査のことを考えて作っているんですね。
Hくんそうなんですよ。
そういった細かい部分まで考えているなんて凄いですね!じゃあ、Sくんにも聞いてみたいと思います!
Sくんはい。僕も同じく、ダンスの振り付けを考えたりとか、団員の個人個人に役割分担を与えて行きました。
役割分担ですか。
Sくん僕一人じゃ何もできないので、みんなで考えて踊る!振付を考える係りとか、旗をどうやって振るのかとか。そういった役割を考えたり、決めていきました。
それは、Sくんが「君はこの役割ね!」と指示していくのか。それとも、みんなで話し合ったのかと言われたら、どちらですか?
Sくんみんなで話し合いました。
「これやりたい!」というのに挙手とかしてもらって、「じゃあ、この子には旗振りをやらせようか」とか。
Sくんそうです!
結構自主性を尊重しているということですね。
~応援団長をやって苦労したことは?それをどう乗り越えたの?~
2人ともそうですが、15人~20人を束ねることって難しくないですか?
Sくん結構難しい…。
何が一番難しかったですか?
Sくんみんながみんな、僕と同じことを考えてるわけじゃない。一人ひとり違うことを考えているんです。だからその意思を一つにまとめるのが難しかったです。
Hくん僕は、とある部活が大会が近くて、あまり練習時間が取れなかったんです。でも、みんなやりたいことが違って、僕一人だけで創り上げることができず、リーダー的な役割でまとめるのが難しかったです。
その、みんなやりたいことが違うというバラバラの意思を、Hくんはどうまとめてきたんでしょうか?
Hくん最初の方はあまり、まとまりがなかったんです。でも、最後の方は背中で語るんじゃなくて「勝つ!」という想いをみんなに示していきました。
Sくん熱い!!
熱いね!!
Hくん(審査で)負けちゃいましたけど…
負けは関係ない!そこを創り上げていく過程が大事だと思うんですよ!…ごめんなさい。今聞いてて心が熱くなってしまって…。
Hくんいえいえ。
でも、その限られた時間の中で、言葉で伝えていくこともできたと思うのですが。そこを敢えて、「勝つ!」想いをみんなに示していこうと思ったんですか?
Hくん自分はリーダー的な役割を担っているから、背中で語りながらもみんなを盛り上げていこうという思いが強くあったんだと思います。
その姿を見せたいっていうのが大きかったんですね!
Hくんそうですね。
Sくんは、それぞれの意思をまとめることが難しかったと言っていましたが、それをどうまとめていったんですか?
Sくん僕の場合は、気合で!
気合で!?
Sくん毎日練習に来てくれる子もいたし、ちょっと予定があって帰っちゃう子とかもいたんですよ。でも、まずは練習して行くしかないと思いました。
なるほど。
Sくんその中で帰っちゃう子とか、あまりやる気のない子たちに向けて、「俺たちこんなに頑張ってるぞ!!」って。「やってやるぞ!」っていう気持ちを見せていきました。
気合という意味がわかった気がします。
Sくんそうしながら、だんだんみんなをやる気にさせていて、最後に勝ちました!
双方、熱いですね!お話を聞いて凄く頭を使うんだなと感じました。
Sくんはい。
Hくんそうですね。
~応援団長をやって得られたものとは?~
そんな細部までこだわりがある応援団長ですが、二人が応援団長をやって得られたものは何かありますか?
Hくん応援団ってチームなんだなって思いました。やっぱチームワークって大事なんだなって、応援団長をやってより思いました。
それまではチームワークってどんな風に考えていて、どういう風に変わったんですか?
Hくん最初はチームワークって、「全員が同じ意見を持ってやっていく」と思ってたんです。でもみんなが「勝つ」という目標に向かって、みんな違う意思を持っている。「違う意思を持ちながらも、目標を達成するために協力していく」というイメージに変わりました。
ありがとうございます。なんかもう、凄く熱くなりました!Sくんにもお伺いしようかな。
Sくん応援団長をやっている中で、最初に応援団決めとかがあるんです。その中に違うクラスの人たちも混ざって来るんですけど、始めは人との繋がりって少ないんです。
そうなんですね。
Sくんそういった中で練習して、頑張って助け合ったり教え合ったりする中で、人との繋がりを得られたと思います。
大事ですね。今後の人生にも凄く大事な要素を二人共得られたのかなと思いました。
~今回の経験を今後どのように生かしていきたいか?~
今回、応援団長をやったこの経験を、今後どのように生かしていきたいと思っていますか?
Sくん応援団長自体は凄くかっこいい。自分の性格も、自分で言ってて何なんですけど、ポジティブなんです。だから今後社会に出て仕事をしていく上で、そういうポジティブな面で人との繋がりを大事にしながら、みんなを引っ張っていくことができるかなと思いました。
素晴らしいですね!
Hくん僕はチームスポーツをやっているんですが、チームをまとめるリーダー的な役割を応援団長をやって得られたと思います。だからこの経験を高校や社会人になっても発揮して行きたいです。
こちらも素晴らしいですね!ちなみに、部活は何部に入っているんですか?
Hくんバスケットボール部です。
バスケ部!まさにチームスポーツですね!Sくんは何部ですか?
Sくん卓球部です。中学に入ってから初めてやったんですけど、部活を決めるときに丁寧な説明や、入部体験も結構楽しかったので入ろうって思いました!
いい出会いでしたね!
Sくんそうですね。
~星野学園の体育祭はどんな行事なの?~
応援団長のお話を中心にお伺いしていきましたが、ここからは少し視点を変えて体育祭のお話を聞いてみたいと思います!そもそも、体育祭ってどんな行事なんですか?
Sくんそうですね。みんな、運動に得意・不得意があると思うんですが、そんなこと関係なしでみんなが楽しくやってくれるものだと思います。
Hくん最初は体育祭ってみんながやる気があるわけじゃないと思いますが、体育祭や応援団などを通じて楽しさをクラスメイト、学年、学校の人に示していける行事なのかなって思います。
いいですね!私は学生を卒業して長いこと経ちますが、その頃の熱い気持ちを思い出します。
~体育祭で特徴的な種目は?~
体育祭ってどの学校にもありますが、星野学園で特徴的な種目は何かありますか?
Sくんそうですね。ひとつ例を挙げると、【ムカデリレー】があります。
ムカデリレー!
Sくん今年できた新しい競技で、みんなすごい面白いって言ってました!そういう新しい競技というのが、毎年毎年どんどん出てくるんです。
この競技は誰が考えているんですか?
Sくん体育科の萩先生が毎年考案してくれます。
じゃあ、毎年何かしら新しい種目が入ってくるということですね。
Sくん何かしら入って、どんどん消えていきます。
今までやってきた競技の中で、「この競技面白かったな」というのはありますか?思い出に残っているものとか。
Hくん色々あるんですけど、「16人リレー」というのをやりました。
16人リレー?
Hくんチームワークを合わせられるんですよ。遅い人でも早い人でも、順番とかを自分たちで決められるので、順番を工夫してどれだけ1位や2位を取れるかというのが、16人リレーです。
その16人は学年はバラバラですか?
Hくんいや。1年、2年、3年で学年別ですね。
Sくん学年別ですけど、クラス対抗なんです。
クラスの中から16人を選出して戦うと。
Sくんはい。学年毎に戦います。
ちなみに、クラスは何クラスずつあるんですか?
Hくん3年生は4クラスですが、他は5クラスあります。
4クラス、5クラスが16人ずつ選出して戦う。…これは盛り上がりますね!
Hくんあはは!!
そのメンバーに二人は選ばれているんですか?
Hくん出ました!もう好きなんで、毎年!
Sくん毎年出ます!
この競技は毎年あるんですね!
Sくんはい。これは固定だと思います。
二人は何番を走ったんですか?
Sくんアンカーです!
アンカーか!足早いんだね。
Hくん僕は一番です!
一番もスタートダッシュが命ですもんね!
Hくんそうですね。
リレーって総合力で戦うんですけど、16人のポジションで工夫したところとか。自分たちのポジションで、どうして自分たちがそこに選ばれたのかって考えたことはありますか?
Sくんあ、結構考えました。クラスみんなが足が速いってわけじゃないんで、当然遅い人もいるから、遅い人の次には速い人がスピードを補っていこうって。最初と最後の方には足が速い組を固めてったり、そうやって順番を決めていきました。
なるほど。Hくんのクラスは?
Hくん僕たちも同じ感じですが。そうですね。僕は足は速い方ではあるんですけど
一番だもんね!
Hくんははは!…ライバルがいて、その子には絶対負けないって思いながら…
Sくん熱い!!
いいね!スタートダッシュが早い子って、絶対一番になりますよね。それが全クラス揃ったらって考えると凄くプレッシャーですね…。Hくん、バスケ部だもんね!
Sくん凄い!
リレーだからバトンで繋いでいくのかな?
Sくんはい。バトンを持って走ります。
じゃあ、バトンの練習とかもしたんですか?
Sくんしました。もう本当に数回ですが…。
Hくん練習時間あんまりなかったです…。
でも、その練習時間が短い間でチームワークを創り上げて、お互いを補い合わなきゃいけない。自分の役割をしっかりとしなきゃいけない。尚且つ、1番とアンカーってプレッシャーがかかるポジションですよね。
Hくんそうですね。
リレーに出てる16人+応援してくれるクラス全員の想いを背負っている。そのプレッシャーをどうやって跳ねのけたんですか?
Sくんとにかく僕は「楽しむ」をモットーにしてるんで!そういった気持ちと「絶対に勝ってやるぞ!」っていう気持ちですね。みんながここまでバトンを繋いでくれたから、「そのまま頑張ってゴールまで持っていくぞ!」っていう気持ちでやってました。
わかる!その気持ちは凄くわかります!Hくんはどうですか?
Hくん1番ってアンカーと同じでプレッシャーがかかる役割だと思うんです。楽しさもそうだけど、絶対1位か2位を取る。「絶対次の人に引き継ぐ!」って想いを背負って走っていました。
いいですね…。
Hくんあと、「クラスのみんなと一緒に勝利を分かち合いたい!」。そういう姿を想像しながら走ってました。
最高ですね…。青春。これが青春ですよ!
~星野学園のおすすめポイントは?~
最後に、学校のおすすめポイントがあれば教えていただけますか?
Hくん星野学園はみんなが本気を出せる環境なんです。体育祭に限ったことじゃなく、色んな行事があるので、そこでチームワークを発揮していける学校です。
Sくん星野学園には本当に様々な施設があります。先生たちも個性豊かで、それぞれが色んな生徒に指導してくださいます。Hくんも言ったとおり、様々な行事の中で人との関わりとかを増やしたり、自分の心を成長させたりすることができて、いい学校だなと思います。
一人ひとりの学力を
丁寧に育む学習環境
どのような生徒さんが星野学園中学には合っている?
生徒さんのインタビューが聞けたところで、今後は先生に星野学園の魅力を聞いてみたいと思います!
先生よろしくお願いします。
早速質問になりますが、星野学園にはどういった生徒さんが多く通われているのでしょうか?
先生元気な子もいるし、大人しい子もいる。それぞれが、それぞれの居場所がある学校ですね。
【それぞれの居場所がある】その表現がとても素敵だと感じます。
先生そうですね。あと、「挨拶がしっかりできる」とか、「5分前行動ができる」などは、社会に出た時に困らないように、中学生の間に身に着けるように指導しています。
とても基本的なところかと思います。最近は社会人でも、なかなかできない人が増えているというのも耳にします。
先生ですから、卒業生が社会に出て驚くことの一つに、「え?どうしてこれ学校で習わなかったのかな?」って思うことがあると言われたことがあります。
私はスポーツをしていたので、特に上下関係の厳しい世界で長年活動していたということもあり、自然と身につく部分もあったかと思います。
先生スポーツをやっていると学べる部分は多いですよね。
でも、そういう経験がない子たちはどこで礼儀作法を学ぶんだろうと最近よく考えてしまいます。
先生それは卒業生も同じみたいですよ。「星野だったら挨拶などは当たり前のことなのに、会社に入ってからそれをやらないといけない子は大変だと思う」と。
私もまったく同意見です。ですので、中学生から教育の場で当たり前に学べるというのは強みになりますね。
先生そうですね。社会人としていろんな会社で仕事をしていると、たまに星野の生徒の気質に似ているなと思うことがあるんです。そういう人って大抵、星野の卒業生だということが多いんだそうです。
そんな面白いエピソードがあるんですか?
先生結構頻繁にありますね。
「星野出身?やっぱり!!」ということが起こり得るんですね!
先生しっかりした卒業生が多いのが星野学園の特徴かと思います。元々星野学園は女子校でしたので。
女子校だったんですね!
先生そうなんですよ。だから、地元の方は「こんなにしっかりしたお嬢さんに育つんだったら」と、星野にお預けくださる保護者の方もいらっしゃいますね。
でも、共学になってもその教育が受け継がれていて、しっかりと浸透しているのは素晴らしいですね!
先生あとは、物事をきちんと理解をしてくれる子が本当に多いです。ご家庭での教育もしっかりされていて、本当にみんなとても礼儀正しいんです。
サポート体制について
学習面のサポート体制は?
次に、御校のサポート体制についてもお伺いしたいなと思っています。
先生はい。
まず学習面のサポートについて教えてもらえますか?
先生中学校は夏休みに9日間の、全員参加の講習を用意しています。 高校生ですと夏休みに約180くらいのレベル別の講習を選択制で用意しています。
中学校から講習があるんですね!高校生は180もの講座の用意があるんですか?
先生そうなんです。高校生は、それとは別に更に【難関大特講】というのがあります。東大の2次試験対策や医学部医学科の小論文対策まで、本校の教員が全部講座を用意してやっています。
それはかなり手厚いですね!
先生はい。しかもこれらは全部無料で受けられます。クラブをやりながら東大現役で受かった子もいるんですよ。
無料というのは嬉しいですね!でも、講習とクラブの両立って難しくないですか?
先生大会が近づくと、講習に出たくても出られない時もありますね。
やっぱり・・・。
先生でも、講習は本校の教員がやっているので時間の調整は結構利きます。大会が近くなれば、別の日に添削をお願いするなどですね。本校の教員がやっているので、すごく自由にできるんです。
それなら調整がしやすいですね!生徒さんは勉強もクラブも集中しながら取り組めますね!
先生あとは、結構職員室に生徒が質問に来ることも多いですね。職員室の隣にはホワイトボードを用意し、特に数学はよく教えてもらっているのを目にしますね。
わからないところをすぐに教えてもらえる体制も整っているんですね。
~自習室と補習のサポート体制は?~
そんなすぐに質問ができる体制が整っていますが、自習室のサポートなどはいかがですか?
先生自習室の用意ももちろんあります。放課後に残って勉強したい子は、中学生だと開放教室のようにして、「そこの教室を使っていいよ」と案内してあげたりとかもします。
自習室はいつも盛況なんですね。
先生常に自習室は開けてあるんですが、試験前になるとやっぱり混んできますね。朝早く来て勉強する子もいます。
熱心な子もいるんですね。
先生はい。あとは、補習は指名制でやります。
指名制…。それは直接生徒にお声がけになるんでしょうか?
先生もちろん本人にも伝えますが、ご家庭とも連携していくので大体はご家庭に電話ですね。「電話の前で待っていなさい」と生徒たちには伝えることもあります。
ドキドキしちゃいますね。
先生補習に呼ばれると、クラブよりも補習が優先になるんです。
それは漫画の世界だけかと思っていましたけど、現実にあるんですね。
先生クラブを頑張りたい子は必死に勉強していますね。
~カウンセリングや保護者の方に向けたサポート体制は?~
先ほど、ご家庭との連携というお話もありましたが、カウンセリングなどの体制についてはいかがですか?
先生現在は、教育カウンセラーが1人と公認心理師が3人体制になっています。公認心理師さんが来る日をカレンダーでご家庭に提示しています。
カウンセリングは予約制なんでしょうか?
先生そうですね。生徒だけでもいいですし、保護者の方だけでも受けられます。もちろん、親子で受けても問題ありません。
保護者の方だけでも予約が取れるんですか?
先生はい。保護者の方だけでも大丈夫です。
思春期のお子様を持つとどこに相談したらいいのかわからないことも多いと思いますが、学校がサポートしてくれるなら積極的に活用しちゃいますね!
先生そういって貰えると嬉しいですね。他にも、担任の先生から「困っている」という話を聞くと、カウンセリングの予約を代わりに取ってあげることもあります。
公認心理師のサポート以外でも、保護者の方が受けられるサポートなどは何かありますか?
先生そうですね。本校は性教育も1年生、2年生、3年生で分けて行っています。
学年毎に習うことが違うんですね。
先生1年生は養護教諭のお話になりますが、2年生は本校の卒業生の助産師さんが話をしに来てくれます。3年生になると、産婦人科のお医者さんが来てくれます。ここでは中学3年生と高校1年生が一緒に聞きます。
本当に専門的なお話を聞くことができるんですね。
先生このお話も希望する保護者の方には一緒に聞いてもらえるようにしています。あとは年に1回、医学部医学科ガイダンスというのもあり、こちらも希望する保護者の方は一緒に聞くこともできます。
学校が開催しているガイダンスに保護者の方も参加できるなんて、行っている学校は少ないのではないでしょうか。
先生そうかもしれませんね。やはり親御さんが、こういう話を聞きたいだろうなというものをなるべく入れるようには工夫していますね。
学校って、何を習っているのかわからないとか、閉鎖的な感じになっちゃうときもあるかなと思います。
先生よく言われがちですよね。
でも、御校はそうじゃなくて、しっかりと情報をオープンにしているのは凄く安心できるポイントじゃないかなと感じます。
先生嬉しいですね。だから私たちも、保護者の方に「安心してお子様をお預けください」とお伝えしています。
お話を伺った後ですと、更に説得力が増しているように思います!
学校への通いやすさは?
そんな素敵な御校のお話を聞けましたが、通学の面についてもお伺いしたいと思います。やはり、中学生のお子さんを預ける保護者の方にとっては知りたいポイントの1つだと感じます。
先生本校は各駅からスクールバスが出ています。川越駅、本川越駅、熊谷駅、入間駅、宮原駅と、各駅から運行しています。
かなり多くの駅から出ているんですね。
先生そうですね。熊谷駅、入間駅、宮原駅については、「方面バス」と私たちは呼んでいるのですが。これらはちょっと乗る時間が長くなっています。そのため、全員が座って通学できるようにしています。
私も大学生の頃バス通学があったので、そのことを思い出しました。もうパンパンに詰め込まれて毎週キャンパスまで運ばれて行ってました。
先生川越駅と本川越駅は来た人からどんどん乗っていくので、ちょっと混む時間帯になると立ったままになってしまうんですけどね。
それでも、これだけ多くの駅からスクールバスが出ていて、それに乗ってしまえば学校に着くのは安心ですね。
先生そうなんです。交通量の多いところを歩いてきて、通学途中に何かあったら大変ですし。
それに、これから本番になる夏場に、ずっと歩いて来るとなると熱中症のリスクなども懸念されます。
先生強いて言えば、駅からは歩けなくはないんですけど、30分くらいかかってしまいます。高校生は歩きたい生徒は歩いてくる子もいますが、中学生は一応バス通学ということになっています。
中学生はバス通学が必須ということでしょうか?
先生例外はもちろんあります。駅からしかバスが出ていないので、学校を通り越して駅に行くことになるような生徒については、徒歩や自転車通学を認めています。
柔軟な対応もされているんですね!
星野中学入試合格に向けてどのような勉強をすれば良いか教えてください
~どんな受験勉強をすればいいの?~
では、入試に向けてのお話もお伺いします。まず受験生に対してですが、受験生はどんな勉強をしたらいいのでしょうか?
先生本校の入試の傾向はしばらく変えていないんです。ですので、まずは過去問に一度目を通してもらって傾向を掴んでいただければと思います。
なるほど。過去問をしっかりとやっていくことが大事なんですね。
先生難しい問題をあれこれ解くのではなく、基本問題がきちんと得点できるようにその対策をしっかりやることが一番です。
受験生は毎年どのような形で対策をしてくるのでしょうか?
先生大体9月位になると、時間を計って解く練習をするみたいです。本校の問題は子供たちにとっては結構量が多いみたいで…。1.5倍の時間があれば解けたのにという感想をいただきます。
1.5倍ですか。もう少しという絶妙な時間ですね…。
先生そうですよね。ただ傾向は変わっていないので通われている塾や家庭教師の先生に「星野を受けたいです!」と伝えてもらえれば、対策を行ってくれると思います。
~入試のシステムを教えて~
御校の入試はいくつか種類があると伺いました。
先生本校の場合、【進学クラス入試】と【理数選抜入試】の2種類に分かれています。それぞれ問題のレベルがちょっと違うのですが、理数選抜入試の方が難しくなっています。
昨年の入試要項を拝見しますと、最後に総合選抜入試というものもありますね。
先生はい。進学クラス入試も理数選抜入試も合格までは3回受験できます。
3回のチャンスがあるということですか?
先生そうです。
順番に、どのような形で受験できるかお伺いしたいです!まずは進学クラス入試からお願いします。
先生進学クラス入試は国語と算数の2教科で受けることができます。ですので、例えば受験勉強のスタートが遅かった方は、まずこの2教科をしっかりやってもらうのがいいと思います。
なるほど。
先生この2教科については配点を高く設定しています。ですので、国語と算数の基本的な問題が解けるようになることが、合格に一番近い方法です。
まずは2教科を着実にやることが大事になってくるんですね。
先生その2教科を対策してもらったうえで、理科や社会に手を広げられるのであれば、理数選抜入試も狙っていただくのもいいと思います。
進学クラス入試からでも理数選抜入試も受けられるんですね。
先生そうです。進学クラス入試は1回目、2回目、総合選抜の3回を受験することが可能です。その内、1回目か2回目で合格が貰えた場合は、それ以降は理数選抜に挑戦することができます。
その場合、教科はどう変化してくるのでしょうか?
先生2回目の理数選抜入試を受ける場合は、国語、数学の2教科、社会と理科を加えた4教科になります。総合選抜で理数選抜入試を受ける場合は、先ほどの4教科または、国語、算数、英語の3教科です。
4教科か3教科、得意な方を選択できるんですね。
先生はい。英語を勉強しているのであれば、3教科を狙って頂けるのもいいと思います。昨年は、この最後の総合選抜で理数選抜の合格者が43人も出たんです!
43人も!
先生最後まで諦めないことが大事なんだと改めて教えられた気がしました。
本当にそうですね!理数選抜入試のお話が出てきましたが、こちらも3回受験することができるということですが。
先生はい。ただし、こちらは、合格を貰えればそれ以降の受験は受けられません。
合格したらそれで決定になるんですね。
先生進学クラス入試ですと、1回目、2回目で不合格でも、3回目の総合選抜まで受けていただくことができます。1回目で合格を貰えた場合は、2回目と3回目は理数選抜入試に挑戦できます。
進学クラス入試を受けた人も理数選抜入試にチャレンジできるんですね!
先生そうです。進学クラス入試と理数選抜入試の傾向が違うとお伝えしていますが、理数選抜入試は結構書かせる問題を出題します。それはそれでまた対策が必要となってきます。
時間配分と文章をたくさん書けるように練習することが入試を乗り切るために必要となってくるんですね。
~保護者の方にやってほしいこと~
これまで、生徒さんに向けての対策を伺いましたが、保護者の方が入試に向けて準備することはありますでしょうか?
先生そうですね。受験を経験した在学生たちに受験時の話を聞く機会があります。その時によく聞くのは、「安心させてもらえる声掛け」はすごく大事だったと耳にします。
安心する声掛けですか。
先生はい。特に12月~1月は受験に臨みやすい空間を家族ぐるみで作ってあげることが大事かと思います。安心して受験に臨めるというのが凄く大事ですよね。
本番で緊張して本領が発揮できないことほど悲しいことはないですからね。
先生本校は埼玉県にあるので、首都圏の一番最初に受験がスタートします。なので、すごく緊張している方も多いと思います。模試ではいい結果が出たけど本番は手が震えて何もできませんでした、ということも普通にある話です。
首都圏の最初っていうのは確かに緊張してしまうかもしれません。
先生少しでも普段の実力が発揮できるような声掛けとかが凄く大事になってきますね。
それはスポーツにも通じるところがあります!私も監督やコーチからたまに褒められると、テンションが急激に上がってパフォーマンスが上がるタイプでしたので!
先生それと一緒かもしれませんね。なんていうか家族には、【伴走】してもらいたいみたいな感じですよね。
確かに!一緒に走ってほしいですね!
~受験生へのメッセージ~
先生の言葉に一人感動してしまいました。最後になりますが、受験生へのメッセージをお願いします。
先生やはり一度、学校見学にいらしてください。そして、生徒たちの様子を見てもらい、この学校で学びたいと思ってもらえたら嬉しいです!
やっぱり自分の目で見て、感じてもらうことが大事ということですね。
先生そうですね。あとは、受験対策として、5年生の受験1年前にはPRE入試という受験体験会もやっています。受けたい学校に足を運ぶこともそうですが、プレ模試の機会も使ってもらって、受験当日に少しでも緊張しない対策もしてもらえたらなと思います。
~ インタビューを終えて ~
始めは緊張している様子ではありましたが、インタビュー後すぐに語られる言葉にはまっすぐさと情熱が溢れ、心を動かされる力を感じました。星野学園が掲げる情操教育には行事から培われる「チームワーク」・「人との繋がり」があり、それを生徒さんは体現しています。お話をしていて、これからの輝かしい未来が楽しみになる。そんなわくわくするインタビューでした。
学校紹介動画
学校の特色
授業
クラブ活動
全員がクラブ活動必須!
【勉強の場ではない、居場所も作ってほしい】
星野学園中学では全員が何か一つでもクラブに所属することが義務づけられています。それはクラス以外でも人との繋がりを持つことや、学校でしか体験できないことを体験してほしいという星野学園の教育方針のひとつです。
行事
クラスのみんなの思いを一つにする多彩な行事
クラスの友人たちと発表、競技、実習などに打ち込む行事が豊富にあります。どの行事も集団の中で自分の役割を探し、チームに貢献するという過程を通じて、自分自身の特質を探し、成長することに繋がります。
合格実績
指定校推薦
基本情報
住所 | 〒350-0824 埼玉県川越市石原町 2-71-11 |
---|---|
電話番号 | 049-223-2888(代表) |
FAX | 049-223-2777 |
公式HP | https://www.hoshinogakuen.ed.jp/ |
アクセスマップ
交通アクセス
スクールバス乗り場
JR埼京線(川越線)・東武東上線「川越駅」、西武新宿線「本川越駅」、西武池袋線「入間市駅」、JR高崎線「宮原駅」「熊谷駅」よりスクールバスを運行。
スクールバス所要時間(各駅から校舎までの平均的な時間)
■ 川越駅:20分
■ 本川越駅:15分
■ 入間市駅:45分
■ 宮原駅:45分
■ 熊谷駅:60分