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注目ポイント!
さいたま市で唯一の中高一貫校!
中高一貫校の強みを生かした充実した教育課程がさいたま市立浦和中学校の1番の強み。中学から高校の内容を学習できる、いわゆる先取り学習を行なっている。英語教育にも力を入れており、20名の少人数制の英語の指導もあり、きめ細かい指導も行なっている。
インタビュー
さいたま市立浦和中学校の生徒さんにインタビューしました!
~学校生活で頑張ってきたことは?~
本日は、さいたま市立浦和中学校にお邪魔しています。今回は、生徒さんに学校生活で頑張ってきたことについてインタビューしたいと思います!よろしくお願いします!
全員よろしくお願いします。
みなさん3年生とお聞きしています。
Tさんはい。
それではみなさんには自己紹介をしていただいたあとに、これまでの学校生活で頑張ってきたことをそれぞれ聞いていきたいと思います!
Hくんでは、僕から行かせていただきます!
はい!Hくん!
Hくん僕は、ハンドボール部に所属しています。前年度までは部長をつとめていました。
ハンドボール部?しかも部長ですか!?
Hくんはい。
素晴らしいですね!
Hくんそれと、生徒会役員でもあります。
生徒会にも所属しているんですね!
Hくんはい。
優秀なんですね!では、次にEくんの自己紹介をお願いします!
Eくん私はバトミントン部に所属していて、副部長をつとめています。
副部長!
Eくんはい。それと、生徒会副会長もやっております。
生徒会の副会長!?
Eくんはい。両方とも副なんです。
Eくんも優秀なんですね!それでは最後に、Tさんにも自己紹介をいただこうと思います!
Tさん私は吹奏楽部で、副部長をつとめています。
吹奏楽部の副部長さん。
Tさんはい。それと、生徒会会長です。
生徒会会長!
Tさんはい。
なるほど。今日インタビューをしているのは生徒会メンバーなんですね!
Tさんそうです。
そんな方々にお話をお伺いできるなんて光栄です。
Hくんあはははは!
それでは自己紹介もいただいたので、それぞれ学校生活で頑張って来たことを聞いていきたいと思います!
Hくん「中学生活で経験したハンドボール部」
~ハンドボール部に入部したきっかけは?~
トップバッターはHくんです。よろしくお願いします!
Hくんよろしくお願いします!
それでは早速ではありますが、学校生活で頑張ってきたことを聞かせてもらえますか?
Hくんはい。僕が学校生活で頑張って来たことは部活です。
ハンドボール部の部長さんでしたね。
Hくんはい。そもそもハンドボール部ってマイナーなスポーツなんですけど、中学校に入学して友たちが誘ってくれたのが始めたきっかけでした。
なるほど。
Hくん浦和中学に受検する前なんですが、元々水泳をやっていたんです。幼稚園の頃から小学校5年生くらいまで、結構打ち込んでいたんです。
そうだったんですね。
Hくんはい。選手コースもあるクラブチームで、がっつりと取り組んでいたので、当時はそれなりに厳しさもあったんです。
それほど本格的に取り組んでいたのに、ハンドボール部に切り替えたんですね。やはり友たちから誘われたことが大きかったんでしょうか?
Hくんそれもありますが、仮入部をしてみて部員の雰囲気とか、先輩も仲良く親密で楽しくできたんです。
なるほど。雰囲気に惹かれて入部を決めたんですね。
Hくんはい。あとは、ちょっとやったことがない、知らないスポーツに取り組んでみたいっていう気持ちもあったんです。それも大きかったですね。
そうなんですね。
Hくんハンドボールは市大会があるんですが、それに8チーム出場できるんです。そこから県大会に進むことができます。
じゃあ、その8チームに残らないといけないわけですね。
Hくんそうなんですが、実は市大会で初戦で負けてしまっても県大会に出れるんです。
学校にハンドボール部がある中学校が元々少ないんですね。
Hくんはい。ただ、大会の数は多くて、状況としては試合経験がたくさん積めるというのはいい部分だなって思ってます。
実戦経験は練習以上のものを得られる機会ですからね。
Hくんただ、浦和中学校は部員が少なくて、正直、他校に比べて練習不足もあったかなと思っていて。でも、みんな「勝ちたい!」っていう気持ちはすごくあったんです。
部員全員が熱い気持ちを持っていたんですね。
Hくん悔しい思いもたくさんして来たので、僕たちの代になって、僕が部長になった時に、みんなで「勝ちたい!」という話が上がったんです。
ちょうどHくんの代になってからより目標を明確に持つようになったんですね。
~個性的なメンバーを部長としてまとめたい~
その代替わりした際にHくんが部長になったわけですが、自分から立候補したんですか?
Hくんみんなをまとめたいという思いが強いとか、そういう感じではなかったんです。ハンドボール部って、個性的な集団なんです。そんな集団をまとめる役割の人がいなかったんで、「これはまずいな」と思ってやろうと決意しました。
でもそれは他の人に任せることもできたわけですよね。そうしなかったのはHくんの人柄かなと思うのですが。
Hくん人柄かどうかはわからないですが、個性的なメンバーをまとめることも、ある意味今後の人生での経験の糧になるのではないかと思ったのはありますね。
なるほど。人生経験を部長を通して積もうと思ったんですね。
Hくんそれもちょっとは理由としてありますが、やっぱり一番大きいのはみんなで仲良くやりたいという気持ちですね。
大事ですね。そういう雰囲気を作り出せるというのが、Hくんの魅力なのではないでしょうか。
Hくんそう思ってもらえたら嬉しいですね。
~「勝ちたい!」その想いが為したこと~
話が少し戻りますが、Hくんが部長になった代に部員全員が「勝ちたい」という思いを改めて強く持ったとお話がありました。
Hくんそうですね。「公式戦1回戦突破したい」と話が上がりました。
その目標を掴み取るために、部長として何か意識されたことはあるんでしょうか?
Hくん実は、僕たちの代とかその前の世代は、専門知識持った人がいなかったんです。
そうなんですね。
Hくんなので、ハンドボールのことを高校生の先輩から聞いたり、教えてもらうことで少しずつ知っていったんです。
なるほど。
Hくんでも、それだけでは足りないなと思ったので、自分たちで練習方法を調べたりしました。その上で、ミーティングなども結構やっていきました。
チーム競技ですから、話し合って考えを合わせていくのは大事ですよね。
Hくん結構意見がぶつかったりすることもありました。でも、その中でも「勝ちたい!」という気持ちは全員にあったんです。その気持ちを忘れかけた時にしっかり立て直していくということをやったので、方向性はずれずに進めたのかなと思います。
大事なことですね。全員がバラバラな方向を向いていたら戦えないですからね。
Hくんはい。
そのミーティングを重ねていったと言うことですが、その成果はどうだったんですか?
Hくんちょうど昨年の10月にさいたま市の新人体育大会で、ありがたい事に公式戦で1回戦を突破することができました!
すごいじゃないですか!
Hくんそれが浦和中学校で7年ぶりくらいの1回戦突破というくらいすごい結果だったんです。もう、泣いてしまう部員とかもいたほどで。
7年ぶりはすごいですね!
Hくんハンドボール界隈でも、浦和中が勝ったというのは噂になっていました。
それほどの快挙だったんですね!みんなで積み上げて来たものが結果になった瞬間でしたね。
Hくんそれまで先輩たちもずっと勝てなくて悔しかったんですが、相手にストレートで勝てた公式戦の初勝利は部活での一番の思い出です。本当に部活を頑張って来てよかったって思いました!
お話を聞いているだけでもすごい高揚感が伝わってきます!
Hくん浦和中学校の部活の特色としては、やはり中高一貫校なので、高校にもハンドボール部があります。だから、高校の先輩とも仲良く、親切にハンドボールを教えてもらえて、そこから得られるものが多くある。それが浦和中ならではの部活動の姿なのかなと思います!
Eくん「トップに立つから人をサポートする立場に。生徒会活動で得られたこと」
~リーダー的な存在になりたい!小学校の頃から抱いていた思い~
それでは次に、Eくんにお話を伺いたいと思います!
Eくんよろしくお願いします。
Eくんが中学生活の中で頑張ってきたことはなんでしょうか?
Eくん私が一番頑張ったことは、生徒会などの特別活動です。
生徒会の副会長をつとめてきたとお話もありました。生徒会に入ろうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?
Eくん元々私は小学校の頃からリーダー的な存在になりたいという思いが強くあったんです。小学校の時も委員長など諸々つとめていたんです。
小学校の頃から人をまとめられる動きをしていたんですね。
Eくんはい。中学に上がっても変わらず同じ思いを持っていたんです。その時になったのが実行委員会でした。
中学1年生から実行委員をつとめられたということですか?
Eくんそうです。何個か実行委員会があったんですが、そこで「自分が実行委員長になってみんなを引っ張っていこう!」という気持ちでつとめていました。
小学校からの熱が冷めずに続いていたんですね。
Eくんでも、小学校の時は自分たちが失敗したとかあればだいたい先生がなんとかしてくれるんです。でも、中学でも同じことが通用するかといえばそうではなかったんです。
それを強く感じたエピソードとかはありましたか?
Eくんそうですね。自分たちでテーマを決める場面があったんです。その時に、最初は議論が積み重なって本決まりになりそうとなった時に、「やっぱりこっちの方が良かったんじゃない?」という意見が出て来てしまって。
議論あるあるですね。
Eくんそうなんです。それでまた1からやり直しみたいになってしまって…。
それで最終的にはどうなったんですか?
Eくんその時は先生のおかげで場が収まったんです。その時も先生にずっと感謝していたんです。でもその時に、「感謝するだけで終わりにしていいのか?」という考えになったんです。
それはどういった考えだったんですか?
Eくん感謝して自分だけが良かったなって終わっていいのか。それとも、今回の自分のダメなところを今後にどう活かしていけばいいのか考えなければいけないんじゃないかって。
考え方がしっかりとしていますね。それを考えたのは中学1年生の時ですよね。
Eくんそうです。
それで、Eくんはどのように考えたんですか?
Eくん私は後者ですね。自分の悪かったところや、今後どうして行ったらいいのかというのを考えましたね。
自分の悪い部分を認めるのは大変なことだったんじゃないかとお話を聞いて思いました。
Eくんそうですね。でも私の場合、結構なんでも一人でやっちゃうタイプで、その時も人の気持ちをあまり考えられていなかったんじゃないかと感じたんです。
なるほど。
Eくん実行委員とかの特別活動には必ず三役という役職があるんです。会長と副会長、書記なんですが、一番上の役職の人を補佐してくれる人がいるんですよ。
頼もしい役職ですね!
Eくんそうなんですが、当時の私はその人たちのことをあまり気にしていなかったんです。「同じ役職の人たちなんだな」くらいの感覚でした。でも、その考えから間違っていたのかなと気づいたんです。
なるほど。
Eくんやっぱり、自分を補佐してくれるために立候補してくれたのに、自分がその人たちを使わなくてどうするんだという気持ちが沸き起こって来たんですね。
ひとりで全てをやるのではなく、協力関係を築いて行くことが大切だと気づいたんですね。
Eくんそこで、その三役だけに限らず自分が関わる全体の人間関係を1から見直しました。そうなったときに、見えてないものが見えてきたんです。
その感覚はきっとEくんしかわからない感覚かもしれませんね。
Eくんすごく抽象的ですみません。でも実行委員を経て、生徒会に入った時は、自分の行動はきちんと生徒会の役に立っているのだろうか?というのを考えるようになりました。
なるほど。大事な感覚ですね。生徒会に入って、一番変わったことはやはり人を補佐しようという考えが芽生えたことなんでしょうか?
Eくんそうですね。それが一番大きかったかなと思います。あとは、自分が色んな経験を積もうという考えに変わったことも変化の一つかなと思います。
それはどのような経験を積めたと考えていますか?
Eくんそうですね。たくさんあるので、一つに絞るのは難しいですが、現状の自分でいるよりは色んなことにチャレンジしたいと思えるようになりました。実際にチャレンジしたことも多かったので、その行動一つ一つが今の考え方に繋がっているのかなとも思います。
生徒会で経験したことが今後にも活かせそうなお話ですね。
Eくんそうですね。なので、私が2年ちょっと過ごしてきた特別活動が中学生活で頑張ってきたことだと思います。
Tさん「苦労の中でもメンバーに恵まれた生徒会会長」
~生徒会に入ったきっかけ~
それでは最後に、Tさんにお話を伺いましょう!よろしくお願いします!
Tさんよろしくお願いします。
Tさんが中学校生活で頑張って来たことを教えてください。
Tさん生徒会活動です。
生徒会会長ですものね!では、その生徒会に入られたきっかけはなんだったんでしょうか?
Tさん私もEくんと同じで、幼稚園くらいの時から人と関わったり、人の前に立つということがなんとなく好きだったんです。
そうだったんですね。
Tさんそれで、小学校の時とかに学習発表会の司会とか、クラブの書記とか、委員会の委員長などをつとめていました。
小学校の時から活動的だったんですね。大変ではなかったんですか?
Tさんもちろん忙しいし、大変でした。なにかやらかしてしまった時は先生に怒られたりも結構ありました。
なるほど。
Tさんでも、それ以上の楽しさや裏で働くことの意義を感じられた気がしたんです。
その経験が中学の生徒会に繋がって行ったんでしょうか?
Tさんはい。中学に入ってから生徒会選挙に立ち会ったんです。その時は、生徒会に入るのをすごく悩んではいたんですが、「やってみようかな」という思いが強くなったことが、生徒会に入ったきっかけです。
生徒会選挙に触発されたんですね。実際に生徒会に入ってみてどうでしたか?
Tさん最初は本当に忙しかったです。1年間を通して色んな行事の企画や運営を同時並行で進めていかなくてはならなくて…。きつい時もあったんですけど、期待以上の楽しさがあったことも印象に残っています。
忙しい日々が続いたとお話がありましたが、その中でも「これは一番苦労したな…」というエピソードなどはありますか?
Tさんえぇ…。選べないなぁ。結構きつかったなって思う反面、楽しいこともたくさんあったなって思うんです。
それは苦労を苦労と思わず、楽しさに変えているようにも伝わってきます。
Tさんそうなのかな。一番記憶に残っていることでいえば、私が会長になってから最初にあった全校行事ですかね。
それはどんな行事だったんですか?
Tさん3年生を送る会なんですけど、生徒会長になって初めて企画から関わる行事なんです。
3年生を送る会ですから、それまでいた先輩方は手を貸せないですものね。
Tさんそうなんです。生徒会って、行事がある度にその企画ごとに担当が分かれて企画書を作成するんです。行事の目的は何か。誰が何をするべきなのか。そういうのを各担当がまとめるんです。
それはなかなか大変ですね。
Tさんそうなんです。最終的に各担当の企画書を会長に集約して先生に提出するんです。ですが代替わりしたばかりで、初めて生徒会に入って来た人とかは企画書の作り方もわからない状態で…。
そうですよね。中学校生活を送る中で企画書を出すことなんてありませんからね。
Tさん企画書の作り方、例年どういう風に行事をやって来たかとか、私たちも経験があまりない。なので、本当に灯りのない道を手探りで進むという感じでしたね。
お話を聞いていてもすごく苦労しながら活動されていたんだなと伺えますね。
Tさん実際に企画を提出しても、後から自分たちが気づけなかった問題点とかが山積みになって行ってしまって。「どうしよう」ってすごい不安になっちゃったんです。
そんな不安をどうやって乗り越えて行ったんでしょうか?
Tさんうまくいかないことがいっぱいあったんですけど、そういう時に私以外の5人の生徒会メンバーが励ましてくれたり、手伝ってくれたりしてくれました。
生徒会メンバーのチームワーク最高じゃないですか!
Tさんそうなんです。実際、結果的には成功しましたし、課題点が見つかって解決していく中で自信にも繋がったと思います。
ちょっと深堀したいんですが、他5人の生徒会メンバーからの励ましがあったと。特に印象に残ってる励ましの言葉などはあったりしますか?
Tさん今日ここにいるHくんとEくんで言うと、励ましの言葉というよりは場を和ませてくれたといった方がしっくりくるかなと思います。
ほう!どれはどういう風に和ませてくれたんでしょう?
Tさん私は結構目の前の山積みになっている課題しか見えていなかったんです。いいところやうまく行っているところを見つけることができなくて。
課題が山積みの時ってそうなりますよね。
Tさんその時に両サイドから、「ここうまく行ったじゃん!」とか、「え?いけるでしょう!」というような言葉がかかるんです。
とても素敵なお話じゃないですか!
Tさん結構楽観的な言葉なんですけど。でも、そういう言葉の方が私にとっては結構支えになったんです。それがあったから、「じゃあ大丈夫だ!」「きっとこうすればいける!」と思えたりしたんですね。
今聞いているだけでも心が温かくなりますね。
Tさんたぶん、この二人の楽観的な言葉がなかったら目の前の課題にパニックになっちゃっていたと思うんです。
いい雰囲気をHくんとEくんが作ってくれたんですね。うまくバランスが取れてるチームですね!
Tさん本当にバランスはいいと思います!
~生徒会の経験を今後どう活かしていきたいか?~
たくさんの経験を生徒会を通してして来たともいますが、その経験を今後どう活かしていきたいと思いますか?
Tさん私がこの生徒会の中で一番成長したなって思ったところは、「とりあえずやってみる」ということです。
いいですね!「とりあえずやってみる」私も好きな言葉です!その言葉が成長したと感じる要因はなんですか?
Tさん私って、結構最初に物怖じしちゃうところがあるんです。でも、生徒会長となると、全校生徒の前で挨拶をしたり、企画を実行したりとか、そういうことが多いんです。
そのイメージは大きいですし、実際にそういう場面は多いですよね。
Tさんそうなんです。「とりあえずやってみる」と思うことで、積極的にそういう立場にもチャレンジできるようになったなと思っています。
なるほど。魔法の言葉みたいですね!
Tさん結果はわからないけど、やらないよりはやった方が自分のためになる。やらなかった時に「やればよかったな」と思うよりは、やった後に「やらなければよかった」と思う方がまだいいかなという考えになったんです。
素晴らしい考え方ですね!
Tさんだから高校や大学に行っても、社会人として大人になっても、この生徒会で培った力というのは必ず役に立つと感じています。
番外編「中学最後の文化祭。大好評だった、生徒会主催のスタンプラリー」
今年最後の文化祭で、生徒会が企画したものが好評だったと伺いました。
Tさん生徒会企画ですね。
これはどういった企画だったんですか?
Tさん生徒会でスタンプラリーを作って、その景品として生徒会オリジナルステッカーを作ったんです。
オリジナルステッカーですか?
Tさんはい。クラスの展示を見るとサイコロが回せて、その出た数字のマスに書かれた数のスタンプがもらえるんです。
Hくん双六みたいな感じです。
本格的ですね!
Tさんスタンプも自分たちでクラスに委託して作ってもらったんです。
ここに実物があるのですが、消しゴム判子ですね。花火などのスタンプが数種類ありますね!
Eくんステッカーもオリジナルなんで、美術部に所属している生徒会役員に作成を依頼しました。
このステッカーのモデルは…
Eくん実際に学校にいらっしゃる先生をモデルにしています。
面白いですね!なかなか先生をステッカーにするなんて発想はあっても実行に移せないと思いますよ。
Hくん先生に言ったらステッカーにすることを承諾してくれました!
Eくん快くしてくれました!
先生と生徒さんの距離感が近いんですね!すごく素敵です!でも、なぜこのスタンプラリーをやろうと思ったんですか?
Tさん生徒会と話し合ってどうするのが1番思い出に残るのか、みんなが楽しめるのかなと考えて時に出てきたのが、この企画でした。
柔軟な発想という言葉が合っているのか、若い人のパワーみたいなのを感じます。この企画をやって周りの反応や自分自身の感想はどうでしたか?
Tさん自分たちが考えたものが実際に形になって実現できることに楽しさを感じました。準備の過程はすごく大変だけど、やっている最中と終わった時にいろんな人から「楽しかったよ」とか、「ありがとう」と言われるとやっぱり嬉しかったですね。
嬉しいですよね。
Tさんすごい些細なことなんですけど、やってよかったなっていう風に思うことができました。それに、また次もやりたいという思いも出てきます。
みなさんにとっては、集大成のイベントだったんではないかと感じています。代表して生徒会長のTさんに感想をいただきたいと思います。
Tさんそうですね。文化祭だけではなく他の行事でも、始めは失敗したらどうしようとか色んな不安があったんです。でも成功した時に「ありがとう」と言ってもらえたり、認めてもらえる瞬間がある。そう思うと、2年間会長という役目を頑張って来られたなって思います。私は本当に生徒会に中学生活を捧げてきたなって感じます。
~さいたま市立浦和中学校のおすすめポイントは?~
これまで、中学校生活で頑張って来たことを伺って来ました。最後に浦和中学校のおすすめポイントを教えてもらおうと思います!
Hくん「高校のイメージがつきやすいのが魅力」
<Hくんさいたま市の公立学校で中高一貫というのは浦和中学校だけなので、そこがまず1つポイントかなと思います。
なるほど。
Hくん部活動で高校生との関わりを持てること。あとは文化祭や体育祭も、高校生と合同で行うことは、普通の中学校にはないところです。浦和中学校は展示会でも高校生の展示を見学する時間を設けられているんです。
高校の先輩たちの刺激を常に受けられるのは魅力的な部分ですね!
Hくんはい。同じ敷地内で高校生と生活すると、僕たちも高校を見据えた生活を送ることができます。それに、高校の先生が中学の授業を担当してくれる教科もあるので、高校に向けてのステップアップができるんです。
普通でしたら中学の2年生ごろから高校進学のことを本格的に考え始めますから、ロールモデルが身近にいることは強みですね!
Hくんそうですね。高校がどんなものなのかという想像がつきやすく、高校に繋がった学習ができるのも魅力だと思います!
Eくん「個性的な生徒がたくさん!張りつめてない雰囲気が魅力」
Eくんが考える、浦和中学校の魅力はなんですか?
Eくん私が思う学校の魅力は、雰囲気が張りつめていないところですかね。
空気が張りつめていないというのは、どう言った部分で感じるのでしょうか?
Eくん理由としては2つくらいあります。1つ目は、うちの学校は中学受験で入ってくる受験校です。受験校だから、みんなめっちゃ勉強してて、硬い人ばっかりなんだろうなっていうイメージを持たれてるんです。
確かに、受験校と聞くと勉強ができる子が集まってくるというイメージがありますね。
Eくんでも実際入ってみたらそんなことなくて、言ってしまえば個性的なメンバーも沢山いるんです。
そんなに個性的なメンバーが揃っているんですか?
Eくんその個性を聞いただけで識別できるような、一人ひとりが本当に色んな良さを持っているというのを感じました。
個性を聞いただけで識別できるというのは本当に個性的な人が揃っているんですね。2つ目の理由も聞かせてもらえますか?
Eくん2つ目の理由ですが。他の中学校だとこの時期受験が控えていますよね。結構周りも勉強し始めて張りつめた空気になっています。
そうですね。これから本番を迎えるためにみなさんピリピリしてくる時期ですね。
Eくんでも、うちは中高一貫校なので受験がない。だから、そういう雰囲気がなくてみんな学校生活を目一杯楽しんでいます。特に3年生は、2月にオーストラリアに海外フィールドワークに行くんです。
普通、中学3年生の2月だったら考えられない行事ですね。
Eくん「受験前に海外にいって何が楽しめるんだ!」って普通はなりますよね。でも、せっかくなので海外を楽しみたい!それができてしまうのがうちの学校の良さかなって思います。
素晴らしいですね!浦和中学校の魅力がすごく伝わって来ました!ぜひ2月のオーストラリア、楽しんで来てください!
Tさん「行事を通して学年の仲を深められる!」
それでは、Tさんにも浦和中学校の魅力について聞いてみましょう。
Tさん色んな魅力があるんですが、行事がこの学校はいっぱいあると思っています。その行事を通してみんなと仲良くなる機会があることが魅力ですね。
なるほど。
Tさんこの学校って、1年生の7月に福島での自然教室があるんです。1年生の7月って、クラスの中は仲が深まったかもしれない。だけど、学年全体で見るとまだ話したことがない人や関わったことがない人が沢山います。
そうですよね。入学して3ヶ月とかしか経ってないですものね。
Tさんそういう時期に行われる宿泊学習によって、話したことがない人と同じ班とかになることもあって、話すきっかけになったりするんです。それで仲が深まったりもします。
そういう機会を設けていなかったら、他のクラスの人と仲良くなることもないかもしれませんね。
Tさんそのあとの、2年生での修学旅行では冬に京都と奈良に行くんです。それはすでに仲が深まった状態で行くので、クラス別のコースを決めたりするときも更に楽しい提案ができたりします。
他の中学校に比べて段階を踏むのが早いというのが特徴なんですね。確かに仲が深まった状態だったら楽しさも倍増ですね!
Tさんそれで、最後の中学校の集大成として行われる3年生2月の海外フィールドワーク!
今度みなさんが行くオーストラリアですね!
Tさんさいたま市ってすごく英語の教育力が高いので、この学校でも英語を使う場面や行事が沢山あるんです。
例えばどんなものがあるんですか?
Tさん夏休み期間に各学年で1日英語を使ってアクティビティをする、サマー・イングリシュセミナーという日があります。その時は辞書とかパソコンとかを一切使わずに英語のみで会話するんです。
自分の知識だけが頼りになるんですね。これは実践力が鍛えられそうです。
Tさん本当にそうです。どうやったら相手に伝わるのかという視点で英語を楽しむことができるから自信にも繋がりました。そういうものを通して行う海外フィールドワークだから、すごく楽しみだなって思います!
団体で海外に行くと、近くに日本語を話す人がいるから一言も英語を話さないで帰って来てしまうこともあると思うんです。でも、それを事前に練習できたり、活かせる場がちゃんと用意されているのは最高ですね!
Tさんそうですよね!だから、海外フィールドワークは目一杯楽しんできたいです!
もう少しさいたま市立浦和中学のことについて聞いてみました!
~どのような生徒さんがさいたま市立浦和中学にあっている?~
ここまで、生徒さんにお話を聞いて来ましたが、もう少し詳しくさいたま市立浦和中学のことを先生にお伺いしたいと思います!
先生よろしくお願いします!
早速ではありますが、どんな生徒さんが御校にはあっているのでしょうか?先ほど個性的な生徒が多いというお話もありましたが…。
先生そういうのもありますが、学校教育目標があります。
「高い知性と豊かな感性・表現力を備えた国際社会に貢献できる生徒の育成」ですね。
先生そうです。その学校教育目標を掲げているので、1番はその目標たち成のために、本校の特色を十分に理解している生徒がいいですね。
なるほど。
先生特に本校は適性検査を経て入ってくる子たちなので、十分学校教育目標を理解した上で入ってこなければ、「忙しくてついていけない」とか、そうなってしまうこともあると考えています。
そうですよね。
先生学校教育目標を十分理解することが1つです。もう1つはよく卒業生から耳にする言葉として、「自分の意思で入学を希望した生徒」ですね。
なるほど。
先生「お家の人に言われて」とか。あとは、「なんとなく受けてみたら受かっちゃった」という人は大変ですね。学校が始まってすぐどんどん勉強が始まっていきます。入学後に気持ちができないまま、勉強の意欲やモチベーションを上げるのに苦労したという卒業生もいるくらいです。
モチベーションが下がったまま、授業だけがどんどん進んでしまうのはもったいないですね。
先生最終的にはお家の人に勧められるのは1つかもしれませんが、自分の意思で最終的に受験を希望した生徒は、やはり本校にあっているのかなと思いますね。
~学習面のサポート体制は?~
ありがとうございます。では次に学習面のサポートについてお伺いできますか?
先生自習室は高校にはあるんですが、中学校にはないんです。
そうなんですね。
先生中学校には実習室はありませんが、定期テスト前の部活のない1週間は教室を放課後に開放して、「Let’s study week」という期間を設けています。
具体的にはどんな期間となるのでしょうか?
先生子どもたちが自分でテスト勉強をするんですが。廊下や少人数の部屋とかに教員が待機しているので、わからないところを自由に聞きにこれたりします。教員だけではなく、生徒同士で教えあったりというのもよく目にしますね。
わからないところを気軽に聞くことができる環境を用意しているのは生徒にとっても嬉しいし、安心しますね。
先生そうですね。あとは夏期講習を夏休みに入ってすぐに5日間行なっています。希望制なんですが、基本的な内容を行なったり、発展的なものを扱ったりする講座を開設しています。
なるほど。
先生あとは、普段授業では学べないような時間もあります。
例えばそれはどういったものなのでしょうか?
先生今年でいうと、埼玉りそな銀行の方々に来てもらって、金融教育を行ってもらいました。あとは埼玉大学の教授にプログラミングを教えてもらったり。あとはせっかくの機会だということで、本校の校長にも「哲学対話」をお願いしました。
校長先生自ら講義をされることもあるんですね!興味深い内容の講習ばかりですので参加する生徒さんも多いのではないかと想像しています。
先生そうなんです。希望制といっていますが、このLet’s study weekで放課後に残って勉強したり、講座を受けたりする生徒が非常に多いですね。
やはり意欲的な生徒が多いですね。
先生あとは、夏期講習の期間は、中学を卒業して高校に上がった生徒を内部進学生…内進生と呼ぶのですが。その内進生のOB・OGが自習室に来てくれて学習サポーターやアドバイザーなど、勉強がわからないところを教えてくれるんです。
すごく頼もしいですね!
先生卒業したら終わりじゃなくて、卒業後も高校生との繋がりとかも大事にしています。
自習室がないと始めにお伝えがありましたが、すごく充実していますね!!
先生あはは!!でも本当によく勉強しますよ、本校の生徒たちは。下校時刻が6時なんですが、6時ギリギリまでみんな黙々と勉強しているんです。
素晴らしいですね。私だったら速攻で家に帰ってしまいます…。
先生私もですよ。本当に感心します!
~カウンセリングサポートの体制は?~
そんな学習面のサポートが素晴らしいとお話がありました。次の質問になりますが、カウンセリングサポートについてはいかがでしょうか?
先生「さわやか相談員」という人たちが平日は毎日常駐しています。
そうなんですね。
先生さわやか相談員はさいたま市全部でやっています。あとはスクールカウンセラーが週1回配置されています。
スクールカウンセラーもいるんですね。
先生これも本校だけじゃなくて、市内全部なんですけどね。
なるほど。なにか御校独自のカウンセリングのサポートなどはありますか?
先生本校の特色でいうと、10月末から年3回のカウンセリングウィークというのを実施しています。
それはどういったものでしょうか?
先生生徒一人に対して、担任と三者面談を実施するんです。ここまでは普通の学校と変わらないと思うんですね。
そうですね。
先生特徴的なのは、担任との三者面談のあとに、学年の担任じゃない副担任が同じ生徒と面談します。だから、生徒一人につき2回の面談を行います。
敢えて学年の担任じゃない副担任と面談をするというのが特徴なんですね。
先生担任に言えないことがあったとしても副担任には言えるとか。多角的にその生徒を見ることができるんです。それで、その些細な変化に気づいたというときは学年で共有したりできますよね。
確かに。いつも関わりが少ない先生だからこそ話せることもありますよね。
先生そういう面談体制を本校では実施しています。多くの学校では担任が面談をして終わりですが、副担任が参加するというのはないんじゃないでしょうか。
結構先生方の負担も増えるような形ではありますが、それで早期に変化に気づけると対処がしやすいですね。
先生各学年4人しか職員がいないので、コミュニケーションは教員間で取りやすいんです。
大事ですね。
先生ちょっとした変化とかはすぐ連絡しやすいと思いますので、情報共有は結構密にしています。
~さいたま市立浦和中学への通いやすさは?~
次の質問となりますが、御校への通いやすさはいかがでしょうか?
先生生徒の行き来もありますし、住宅街なので人通りも多いので、危険なところは特にないように思いますね。
私も本日歩いて来ましたが、人通りも多かった印象です。
先生多くの生徒が電車と徒歩で、原則公共交通機関か徒歩で通学するということになっています。
なるほど。自転車通学はあるのでしょうか?
先生中にはいますね。ただ、入学後に相談を受けて、最寄駅から遠いとか、歩いてくるとちょっと距離があるという場合は、相談を受けて認めるようにはしています。
そうなんですね。
先生電車もありますし、バスも通っている。道も平坦なので安心して通ってこれると思います。
~さいたま市立浦和中の入試合格に向けて準備すること~
今度は、御校への受験について入学受験資格についてお聞かせください。
先生資格については、まずはさいたま市在住であることが一番ですね。
そうですね。
先生あとは募集要項にも記載しているんですが、今年は10月19日に出るのでそこで情報を取得してもらえると嬉しいですね。HPに掲載するのでどちらかで受験資格をチェックしてみてください。
ありがとうございます。
~受験勉強で生徒が準備することは?~
具体的なお話になりますが、受験生はどういった勉強や準備をすればいいでしょうか?
先生過去問はすごく解いたと、生徒からは聞きますね。
過去問ですね。
先生あと本校は選抜試験じゃなくて、適性検査なんです。だから他の学校とは違います。小学校で身につけてきた基礎的な内容をどう活用できるかが鍵となってきます。
なるほど。
先生そいうものを総合的に測る問題になりますので、小学校で勉強している問題をただ覚えるのではなく、それをどういう場面で使えるのかとか。「これってなんでこうなるの?」、「こういう現象にどうしてなるの?」というものを意識しながら課題を解くように意識していくといいですね。
~保護者が準備することは? ~
それでは、今受験生に向けた準備について聞くことができましたので、今度は保護者が準備することや気をつけた方が良いことなどはありますでしょうか?
先生やはり、学校の特色をよく理解してもらうというのはあると思いますね。うちは中高一貫校ですから、6年間でいろんな活躍の場が用意されています。
良くも悪くも高校受験はありませんので、それこそ文化祭や体育祭なども力を入れられます。
お子さんに御校が本当にあっているのか、しっかりと本質を理解することが大事なんですね。
先生そうですね。もちろん、テストはあるので明確に順位は出てしまうのは確かですが。順位だけに囚われるだけじゃなく、自分自身との学力と向き合うようにサポートして欲しいですね。
なるほど。
先生今まででも、テストで順位が低くても、高校に行って、最終的に国立の大学とか行っている生徒もいます。なので、将来的にどうしていきたいのかという、長いスパンを子供たちに示してあげられるように支援してもらえるとありがたいなと思いますね。
~受験生へのメッセージ~
最後に受験生へのメッセージをお願いします!
先生学校生活の中で「やってみよう!」という気持ちを大切にしてほしいですね。ただ、その挑戦には責任が伴いますので、一歩を踏み出すことに不安を感じることもあると思います。でもその責任を果たしていくことが、自分への強い信頼を構築したり、周りの人の意見に耳を傾けたり、認めたり。あとは自分が大切にしたい価値観を基にした判断ができるように成長していくことにも繋がると思います。そうすればもっと更なる挑戦の一歩を踏み出していけると思います。
また、本校は生徒を支援しながら成功体験を積み重ねて「やってみようかな」と思わせるような気持ちを育てるような仕掛けが色々あります。ですので、本校の受験を考えている小学生のみなさんが、自分自身の発展に繋がる場として、本校を選んでくれると嬉しいです。
~ インタビューを終えて ~
生徒の「やってみよう!」を引き出す仕掛けが散りばめられているさいたま市立浦和中学校。全ての生徒がチャレンジできる環境が整っているこの学校は、まさに学校が掲げる【バランスのとれた人間形成】を体現していると感じました。
個性的な生徒が多いというが、その中には一貫して自分を高めようとする生徒のパワーで溢れている素敵な学校でした。
学校紹介動画
学校の特色
授業
特色ある授業
豊かな人間性や社会性をはぐくみ、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を高めるための「特色ある授業」が行われています。
部活動
ハンドボール部や弓道部、硬式テニス部など、他の中学校にはない珍しい部活も体験でき、浦和中学校の全員が部活動に加入しています。中高一貫校の特色を活かして、高校生と一緒に活動できる部活もあるのが特徴的です。
学校行事
学びを生かす様々な行事
学んだことを実体験として生かす場や、仲間と交流を深める様々な行事があります。
合格実績
基本情報
住所 | 〒330-0073 埼玉県さいたま市浦和区元町1-28-17 |
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電話番号 | 048-886-8008 |
FAX | 048-886-8555 |
公式HP | https://www.m-urawa.ed.jp/ |
アクセスマップ
交通アクセス
北浦和駅
京浜東北線東口 徒歩12分